不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/5/10

空室率改善による賃料増等が寄与、増収増益/京阪神ビルディング16年3月期決算

 京阪神ビルディング(株)は10日、2016年3月期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~16年3月31日)は、連結売上高149億3,000万円(前期比0.5%増)、営業利益51億1,800万円(同3.0%増)、経常利益47億8,200万円(同7.3%増)、当期純利益36億1,000万円(同32.1%増)。増収増益となった。

 主力の土地建物賃貸事業では、空室率が前期末の3.2%から1.9%へと改善。また、築年が経過した「心斎橋アーバンビル」(大阪市中央区)を売却する一方で、首都圏の「代々木公園ビル」(東京都渋谷区)、「川越配送センター」(埼玉県川越市)を取得し、営業地盤の拡大に努めた。その結果、売上高147億4,600万円(同1.2%増)、営業利益56億3,900万円(同3.5%増)を計上した。

 次期は、連結売上高147億円、営業利益50億円、経常利益47億円、当期純利益32億円を見込む。

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