不動産ニュース

2016/5/11

一般消費者向けにマーケティングデータ公開/マーキュリー

「MansionValue」画面イメージ。現時点価格と、新築販売時の棟内住戸の単価指数を確認することができる
「MansionValue」画面イメージ。現時点価格と、新築販売時の棟内住戸の単価指数を確認することができる

 マーケティングシステムを提供する(株)マーキュリーは10日、マンション購入検討者およびマンション所有者向けサービス「MansionValue(マンションバリュー)」(https://mansionvalue.jp)の提供開始を発表した。

 「MansionValue」は、同社が不動産業界に提供してきたマンションディベロッパー向けの分譲マンションデータを、一般消費者向けに公開するサービス。3万5,000棟、250万世帯のマンションデータと過去5年間の中古流通データベースを活用し、GoogleMapでのマンション検索から、物件概要や周辺環境、売出し時から現在に至る中古流通価格情報、住民の声などの幅広い情報を提供する。
 また、市場に流通していない物件の情報も見ることができるほか、独自開発した現在価格算定エンジン(特許出願中)により、部屋毎の現時点価格も知ることができる。
 なお、流通推移やユーザー評価の閲覧等のサービスを利用するには、会員登録が必要。

 今後は、iOSやAndroidアプリへの対応、そのほか所有マンションの資産管理機能の実装や賃貸情報の追加なども予定している。2016年の目標獲得会員数は2万人。

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「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

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