サンヨーホームズ(株)は10日、2016年3月期決算を発表した。
当期(15年4月1日~16年3月31日)は、連結売上高477億2,000万円(前期比9.6%減)、営業損失5,500万円(前年同期:営業利益15億円)、経常損失7,600万円(同:経常利益14億1,000万円)、当期純損失2億9,700万円(同:当期純利益7億2,900万円)。
多世代共生型マンション「サンフォーリーフタウン桜ノ宮」などの大型物件に注力し、受注高は519億4,700万円(前期比4.4%増)、受注残高は230億3,700万円(同22.5%増)と順調に推移したが、分譲物件販売の低迷やマンション事業の企画コンサル物件の契約が次期にずれ込んだことから減収に。固定資産の減損損失計上などから減益となった。
セグメント別では、住宅事業は売上高230億8,800万円(同13.7%減)、営業損失2億4,600万円(同:営業利益6億6,200万円)。マンション事業は売上高242億4,400万円(前期比4.4%減)、営業利益11億1,000万円(同39.0%減)。
次期は、連結売上高724億円、営業利益17億円、経常利益13億円、当期純利益9億円を見込んでいる。