不動産ニュース / 団体・グループ

2016/5/16

JREIT15周年。資産規模30兆円へ基盤整備進める/ARES

「JREIT15周年を念頭に置き、資産規模30兆円に向け、基盤整備を進めていく」と述べる同協会会長の岩沙弘道氏
「JREIT15周年を念頭に置き、資産規模30兆円に向け、基盤整備を進めていく」と述べる同協会会長の岩沙弘道氏

 (一社)不動産証券化協会は16日、帝国ホテル(東京都千代田区)で、第14回定時社員総会を開催した。

 総会では、役員の選任、2015年度事業報告および決算の承認が行なわれ、16年度の事業計画および予算についての報告がされた。

 第5期中期事業計画の中間年である16年度は、「さらなる進化に向けた活動を具体化する年」と位置づけ、(1)CRE・PRE等投資適格不動産の増加を促す具体的方策の検討、(2)インフラ対応への協会の基本姿勢確認、推進方法の検討、(3)ヘルスケア、インフラ等新領域のオリジネーターやプレーヤーへのチャネル開拓と制度改善・新領域開拓に資する海外情報収集、(4)アウトバウンド投資拡大に向けた機会と課題の探索、(5)金融収縮期対応研究の継続を重点課題として取り組む。

 総会後の懇親会には、内閣府大臣政務官の牧島かれん氏、国土交通大臣政務官の津島 淳氏をはじめ、会員各社、業界団体関係者、関係官庁など多数の来賓が出席。挨拶に立った同協会会長の岩沙弘道氏は、「15年度は中期事業計画の初年度として順調なスタートを切ることができた。来年でJREIT市場は15周年を迎える。先日国交省はGDP600兆円実現に向け、JREITの資産を30兆円に倍増するという方針を打ち出した。官民で目標を共有できることは大変意義深いこと。当協会は今年度、JREIT15周年という節目の年であるということを念頭に置き、課題を整理し、さらなる投資市場の成長に向け基盤整備を行ない、資産規模30兆円に向けて活動を進めていく」と述べた。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。