南山大学と (独)都市再生機構(UR都市機構)中部支社は18日、グローバル社会の中で活躍できる人材の育成と、「千代が丘団地」(名古屋市千種区、総戸数934戸)における地域コミュニティの活性化に寄与することを目的に、同大学学生(留学生)の居住支援等を行なうことについて、協定を締結した。
今後は、(1)学生の居住支援、(2)地域コミュニティ活性化への取り組み、(3)多文化社会に向けた取組みに係る情報発信、(4)これらの目的を実現するために必要なことについて、相互に連携・協力していく。
学生と地域住民の円滑なコミュニケーションを実現するために、同大学とUR都市機構双方に連絡窓口を整備。そのほか、学生の地域コミュニティの行事等への参加を推進し、顔の見える関係づくりを目指し、そうした取り組みについてWeb ページ等で情報発信する。
将来的には、地域交流活動が、学生にとって日本社会を学び、地域貢献を実践する教育の場となり、同時にコミュニティの活性化に発展していくような取組みを検討していく。