エリアマネジメントの普及啓発・政策提案等を目的とした「全国エリアマネジメントネットワーク」が7月11日に発足する。
エリアマネジメントとは、地域における良好な環境や地域の価値を維持・向上させるため、住民・事業主・地権者等が主体的に取り組むまちづくりなどを指す。快適で魅力に富む環境の創出、美しいまち並みの形成、資産価値の保全・増進のほか、ブランド力の形成、安全・安心な地域づくり、良好なコミュニティの形成、地域の伝統・文化の継承など、その内容は多岐にわたる。
同団体には全国のエリアマネジメント団体等、60超の団体・個人が参加予定。設立後は、各エリアにおける活動を共有、シンポジウムの開催、調査研究の実施などの活動を予定している。会長にはエリアマネジメント研究の第一人者である小林重敬氏(横浜国立大学名誉教授、(一財)森記念財団理事長)が就任予定。
11日には、設立を記念した「エリアマネジメントシンポジウム 2016 in 東京」を開催する。小林氏が基調講演を行なった後、全国各地のエリアマネジメント団体の代表や学識関係者が登壇し、各地で展開されている活動の事例や課題などを共有しながら議論を進めていく。会場は経団連会館カンファレンス2階 経団連ホール(東京都千代田区)。開催時間は14時30分~17時40分。メール(info●fyard.co.jp(●を@に変換))でのみ申し込みを受け付ける。定員は500人、参加費は一般が2,000円。