不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/6/14

宿泊事業者向けコンサル会社に出資。インバウンド需要取り込み強化へ/スター・マイカ

 スター・マイカ(株)は14日、民泊・ホテル・旅館事業者向けのクラウドソーシングサービスを手掛ける(株)SQUEEZE(東京都港区、代表取締役:舘林真一氏)の第三者割当増資を引き受けると発表。併せて、同社代表取締役会長兼社長の水永政志氏を社外取締役として派遣する。

 2020年の訪日外国人4,000万人という政府目標に向け、滞在環境の整備が重要になる中で、SQUEEZEは、高いコンサルティング能力に基づく“ホスティングインフラ”の構築を目指している。スター・マイカグループでは、保有する約2,500戸の自社物件や、賃貸管理物件の空室を活用したインバウンド需要取り込みに向けた準備を進めており、相乗効果が見込めると判断。SQUEEZEに対して物件情報を提供するとともに、SQUEEZEによる同社物件へのコンサルティング提供などを行なっていく。

 同社では、今回の出資を足掛かりとして、インバウンド需要の取り込みだけにとどまらず、「リアルエステートテック」への本格的な事業展開を進めていく。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。