三菱地所(株)、三菱商事(株)は12日、ミャンマーの大手企業グループであるSerge Pun & Associates Ltd.グループ(以下、SPAグループ)の関連会社2社と共同で、同国ヤンゴン市中心部において大規模複合再開発事業「Landmark Project」を開始すると発表した。
同プロジェクトは、SPAグループがオフィス、商業施設、ホテル等を建設・運営してきた約4haの敷地を再開発し、新たにオフィス2棟、分譲住宅1棟、ホテル・サービスアパート1棟、各棟低層部分の商業施設を合わせ、総延床面積約20万平方メートル超を開発・運営する大規模複合再開発事業。
事業を進めるにあたり、三菱地所、三菱商事はシンガポールに合弁会社を設立。(株)海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)からの優先出資も受け入れ、日本連合として総額最大約2億ドルの出資枠をコミットし参画する。同プロジェクトは、JOINの海外都市開発分野での出資参画第1号案件。
日本連合は、関連会社2社と共に現地プロジェクト会社を設立。アジア開発銀行(ADB)、国際金融公社(IFC)も出資参画し、両行からの事業資金の借り入れを行ない、プロジェクトを推進していく。
竣工は2020年度中の予定。