不動産ニュース / リフォーム

2016/7/21

「ホテル アンテルーム 京都」をリニューアルオープン/UDS

モダンな日本庭園付き客室
モダンな日本庭園付き客室

 小田急グループのUDS(株)は、企画・設計・運営を手掛ける「HOTEL ANTEROOM KYOTO(ホテル アンテルーム 京都)」(京都市南区、全178室(そのうち50室は長期滞在用))をリニューアル。22日にオープンする。

 敷地面積3,055.07平方メートル。延床面積6,066.44平方メートル。鉄筋コンクリート造地上6階建て。JR「京都」駅八条口より徒歩12分、地下鉄烏丸線「九条」駅より徒歩5分に立地。2011年4月、築23年の学生寮をコンバージョンし、オープンしたホテルと長期滞在型ホテル(アパートメント)、ギャラリーからなる複合施設。彫刻家・名和晃平氏が率いるクリエイター集団「SANDWICH」をはじめ、京都や関西エリアを中心に活動するアーティストやクリエイターをパートナーに迎え、アートを切り口に、さまざまな情報発信を行なってきた。

 リニューアルでは、これまで学生寮として使用していた棟を客室へと一新し、67室増床。ホテルコンセプトである「常に変化する京都のアート&カルチャーの今」に「和」の要素を加え、アート色をさらに強めた。
 1階の客室には、日本庭園をモダンに表現した庭付き客室を設置。その他客室も清水焼の照明や小上がりのベッドステージなど、全室にモダンな和の表現を組み入れた。名和晃平氏や蜷川実花氏、ヤノベケンジ氏ら8組のアーティストが手掛けた「コンセプトルーム」も設置した。
 共用部には、アトリエとショップを新設。アトリエは、ホテルに併設する長期滞在ホテル(アパートメント)と連動し、アーティストが滞在制作をする拠点とする。ショップでは、アーティストとのコラボレーション商品の販売などを予定。
 また、館内のいたる所に約70組のアーティストによる200点以上の購入可能なアート作品を展示。関西を中心に活動する若手アーティストを支援するARTOTHÈQUE(アルトテック)がアートディレクションを手掛けるフロアも設け、若手アーティスト向けのギャラリー空間も設ける。

 小田急グループでは、中期経営計画内の成長投資枠を活用し、UDSにおける各事業を推進。中でもホテル事業は、インバウンド需要の拡大などを受け、都市型ホテルやリゾート型ホテル等を中心に、2020年度までに10店舗程度出店する計画。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。