不動産ニュース

2016/7/28

都心部オフィスビル床単価、A・Bクラスとも下落傾向/大和不動産鑑定調査

 大和不動産鑑定(株)は27日、2016年第2四半期(4~6月)の東京都心部のネット床単価を査定した「オフィスプライス・インデックス」を発表した。
 三幸エステート(株)・(株)ニッセイ基礎研究所が共同開発したオフィスマーケット指標「オフィスレント・インデックス」の東京都心部Aクラスビル・東京都心部Bクラスビルの賃料、および大和不動産鑑定査定の総費用を用い、収益還元法に基づき作成したもの。

 東京都心部Aクラスビルの床単価は1坪当たり756万円(前期比8.4%下落、前年同期比6.2%下落)に。東京都心部Bクラスビル床単価は、388万円(同4.2%下落、同9.0%上昇)となった。

 Aクラスビルの床単価は15年第4四半期に9.1%下落した後、前期は4.2%回復したが、再び下落傾向に転じた。A、Bクラスビルともに、空室率が2%台半ばと低い水準にありながら下落していることが今期の特徴とみられる。

 なお、「オフィスレント・インデックス」については、27日のニュース参照。

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