不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/8/10

首都圏の新築小規模戸建ての平均価格、2ヵ月連続で上昇/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは9日、2016年7月の主要都市圏・主要都市別の新築小規模一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅から徒歩30分以内かバス20分以内。木造で、土地・建物ともに所有権の物件。

 首都圏の新築小規模一戸建ての平均価格は、4,091万円(前月比1.0%上昇)とわずかながら2ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都の平均価格が4,894万円(同0.6%下落)と2ヵ月連続で下落。神奈川県は3,923万円(同1.8%上昇)、千葉県は3,304万円(同0.1%下落)、埼玉県は3,340万円(同3.2%上昇)。首都圏の平均価格は2ヵ月連続で極めて安定傾向にある。

 近畿圏の平均価格は3,025万円(同1.4%上昇)と反転上昇。大阪府は2,947万円(同0.6%上昇)と反転上昇。兵庫県は3,199万円(同2.2%上昇)で3ヵ月ぶりの上昇、京都府は3,243万円(同3.3%上昇)で続伸した。

 中部圏の平均価格は3,208万円(同2.2%下落)と2ヵ月連続の下落。愛知県は3,379万円(同2.8%上昇)と反転上昇となった。

 主要都市別では、東京23区が5,564万円(同0.9%下落)、都下は3,973万円(同0.7%上昇)、横浜市は4,041万円(同3.4%上昇)、川崎市は4,385万円(同2.8%下落)、相模原市は3,551万円(同1.7%下落)。千葉市は2,776万円(同9.3%下落)と3ヵ月連続で大きく下落したが、さいたま市は3,842万円(同3.1%上昇)と2ヵ月連続の上昇となった。

 大阪市は3,386万円(同0.7%下落)、堺市は2,633万円(同1.0%上昇)、神戸市は3,290万円(同5.4%上昇)、京都市は3,463万円(同3.6%上昇)。名古屋市は3,466万円(同1.0%上昇)となった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。