不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/8/29

将来の地震による自宅再建費用、36%が「準備できていない」/SBI少額短期保険調査

 SBI少額短期保険(株)は26日、地域防災に関するアンケートの結果を発表した。全国の持家に住む20~60歳代の男女を対象として、インターネットでアンケートを実施。有効回答数は563件だった。

 「居住地で将来大地震が発生すると思うか」という問いに対して、「思う」という回答が29.0%(前年比5.1ポイント増)、「どちらかといえば思う」が32.5%(同1.7ポイント減)となり、6割超が将来的な地震発生を予想。また、大地震が発生した場合に自宅が大きな被害を受けるかどうかについて聞くと、「思う」が23.4%(同6.3ポイント増)、「どちらかといえば思う」が38.5%(同3.7ポイント減)と、倒壊や損傷といった大きな被害への懸念が増している。

 地震で被災した場合の自宅再建費用の捻出について聞くと、「特に準備はしていない」が41.2%(同2.2ポイント増)で最多となった。このほか、「地震保険」が39.3%(同2.4ポイント減)、「貯蓄やその他金融資産」が29.3%(同0.6ポイント減)。

 また、再建費用のどれぐらいを準備できているかも併せて聞くと「ほとんどできていない」が36.9%と最多となった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。