不動産ニュース / その他

2016/8/30

老朽化不動産のコンサルティングサービスをワンストップで提供/三井不動産

老朽化不動産の再生コンサルティングサービスの仕組み
老朽化不動産の再生コンサルティングサービスの仕組み

 三井不動産(株)は30日、(株)青木茂建築工房と業務提携し、旧耐震基準建物等の老朽化不動産の再生コンサルティングサービスを開始すると発表した。
 
 老朽化した賃貸不動産の再生に当たっては、耐震補強を行なっても賃料収入が上がらず資金回収ができないという問題がある。同事業は、事業全体のコーディネートから事業推進のネックとなる相続や権利関係の調整、事業性能の検証といったさまざまな問題をトータルでサポートしていく。

 設計は、青木茂建築工房の手法である、リファイニング建築を活用。新築工事の70%程度のコストで、耐震ブレースを使用しない独自の手法で耐震化し、外装・内装・設備等も新築同等の建物とした上で、確認申請の再提出、検証済み証の取得し、法的にも新築同等の建物に再生する。

 改修後の建物は、三井不動産レジデンシャルリースがサブリースすることで、賃貸事業の安定化を図る。さらに三井不動産リフォームの施工協力も可能とし、三井不動産グループのワンストップソリューションとて提供していく。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。