東急リアル・エステート投資法人(TRI)は13日、2016年7月期決算を発表した。
当期(16年2月1日~7月31日)は、営業収益95億円(前期比30.3%増)、営業利益35億8,000万円(同10.1%増)、経常利益29億2,700万円(同13.8%増)、当期純利益29億2,600万円(同13.8%増)、1口当たり分配金2,695円(同64円増)。
スポンサーである東京急行電鉄(株)との相互売買により、「東急番町ビル」の信託受益権(区分所有権割合95.1%)の準共有持分割合49%を取得し、「東急鷺沼ビル(フレルさぎ沼)」「TOKYU REIT八丁堀ビル」を譲渡した。その結果、同投資法人の保有物件は29物件、取得価額合計は2,236億2,900万円となった。総賃貸可能面積は21万1,801.83平方メートル、既存物件ポートフォリオの平均賃料単価は前期比0.8%上昇した。期末の空室率は3.0%(同1.9ポイント悪化)。
次期は、営業収益74億8,500万円、営業利益34億9,000万円、経常利益28億4,800万円、当期純利益28億4,700万円、1口当たり分配金2,630円を見込む。