不動産ニュース

2016/10/3

店舗賃料トレンド、トップは銀座で変わらず/JREI調査

 (一財)日本不動産研究所(JREI)は9月30日、(株)ビーエーシー・アーバンプロジェクトと共同で、「店舗賃料トレンド2016秋」(16年上半期)を発表した。
 東京都内5エリア、および地方主要都市8エリアで、過去3年間にわたって店舗公募賃料データを収集、店舗賃料トレンドを分析したもの。公募賃料データは、スタイルアクト(株)とビーエーシー・アーバンプロジェクトが提供する「ReRem(リリム)」の店舗公募賃料データを用いている。

 全13エリアの1階平均賃料ランキングは、1位が「銀座」5万200円(前期比3%減)で変わらず。続いて2位が「新宿」4万5,200円(同4%減)、3位は「表参道」4万500円(同4%減)、4位は「渋谷」3万1,800円(同2%増)、5位は「横浜」2万7,900円(同25%減)。前期に増加率の高かった都市で大きな下落が見られるものの、ほぼ横ばいの賃料トレンドとなっている。

 なお、大部分のエリアで募集件数の減少が続いており、需要が供給を上回る構図が継続。引き続き新たな開発計画の発表や再始動も多く、全体感として店舗市況は堅調と見られる。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。