不動産ニュース / 仲介・管理

2016/10/12

賃貸住宅の駐車場のシェアリングを開始/アサヒグローバル

 住宅・マンションの設計・施工・管理を手掛けるアサヒグローバル(株)(三重県四日市市、代表取締役:久保川 議道氏)はこのほど、愛知県を中心に駐車場のシェアリングサービスを展開する(株)シード(名古屋市西区、代表取締役:吉川幸孝氏)と提携し、アサヒグローバルが管理する三重県・愛知県・岐阜県の賃貸マンションの空き駐車場で駐車場シェアリングサービスを展開すると発表した。

 アサヒグローバルでは、賃貸物件の空き駐車場について、入居者が駐車場を必要とした時に貸し出す必要があることから、有効活用できずにいた。一方、入居者からは、車での来客があった際の駐車場として使用したいという要望が寄せられていた。

 そこで、シードと提携し、駐車場のシェアリングサービス提供を決定した。

 シードが展開する駐車場シェアリングサービス「スマートパーキング」は、専用カラーコーンによって駐車状況をリアルタイムに管理。新規の設備投資を要することなく、コインパーキングのように外部に駐車場の貸し出しができるのが特徴。

 入居者に車での来客がある際には、スマートパーキングに駐車してもらうことが可能。また入居者が駐車場を使用することとなり、外部への貸し出しを中止する場合も、カラーコーンを撤去し、ホームページ上で中止の登録をするだけで済む。

 なお、利用料の50%が、管理者・所有者に分配されるという。

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