不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/10/13

東京都心5区のビル空室率、3ヵ月連続で下落/三鬼商事調査

 三鬼商事(株)は13日、2016年9月時点の全国主要都市のオフィスビル最新市況調査の結果をまとめた。

 東京ビジネス地区(都心5区=千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の平均空室率は3.70%(前月比0.20ポイント下落)と、3ヵ月連続の低下となった。当月は新築・既存ビルともに大型成約の動きがみられたため、全体の空室面積は1ヵ月間で約1万4,000坪減少している。
 新築ビルは、空室率12.18%(4.40ポイント下落)に。新規供給のない中、竣工1年未満のビルの成約が進んだことで、空室率が改善した。
 1坪当たりの平均賃料は1万8,336円(同14円上昇)。新築は2万8,105円(同53円上昇)、既存は1万8,134円(同14円上昇)。

 大阪ビジネス地区の平均空室率は5.79%(同0.18ポイント下落)と、3ヵ月連続の下落。解約の動きがやや増加したものの、自社ビルからの移転や館内増床などで大型空室に成約が進んだことなどが要因。1坪当たり平均賃料は1万1,061円(同14円下落)となった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。