不動産ニュース / 開発・分譲

2016/10/14

ファンドの資産規模10億ドル突破。米国での投資マネジメント事業を拡大/三菱地所

 三菱地所(株)は14日、2015年1月に同社の米国子会社であるロックフェラーグループ・インターナショナル社を通じ買収したTAリアルティ社(以下、TA社)が組成したファンド(セパレートアカウント:特定投資家専用の運用勘定)の資産規模が10億ドル(日本円で約1.050億円)に達したと発表した。

 このアカウントでは、第三者投資家の資金も積極的に導入しながらポートフォリオの拡大をしていく投資スキーム(ハイブリッド・モデル投資)を展開している。同投資により取得した物件の賃貸収入に加え、海外事業の拡大を効率的に進め、第三者投資家へのサービス提供機会の増大を図ることを可能としている。
 
 今後、TA社にて投資家がマーケット状況に応じた柔軟な出口戦略を取り得るオープンエンドを組成し、同投資で取得した物件をその運用資産に組み込む考え。オープンエンドファンド組成により、より効率的なポートフォリオの拡大を図るとともに、海外における投資マネジメント事業のさらなる成長を目指す。

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Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆