不動産ニュース / その他

2016/11/2

京町屋を、滞在型コミュニティ宿泊施設に再生/レーサム

「たわら庵」外観
「たわら庵」外観

 (株)レーサムは11月下旬、京町家の宿「たわら庵」(京都市中京区、収容数19名)をオープンする。京都での滞在型コミュニティ宿泊施設の第一弾。

 世界の旅行者が京都に住まうように滞在し、春夏秋冬の文化生活と地元交流ができる拠点とするため、大規模な京町屋を宿泊施設に再生した。地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅徒歩10分。敷地面積約275平方メートル、延床面積約210平方メートル。1897年竣工の東館と1932年竣工の西館の2つの宿泊棟で構成する。

 東館では旧建物の増築で失われた「火袋」を復元し、約5m高の吹き抜けを持つ屋内通り庭を整備した。奥へと続く屋外通り庭と併せて共有部の導線を確保。西館では、職人作業場だった土間を奥庭と一体化させ開放感ある「土間リビング」に転換するなど、京町屋伝統の住機能を再生した。また施設各所には京町家の風情と調和するように最新設備を配備し利用者の快適な滞在をサポートする。

 今後同社は、同シリーズを引き続き展開していく予定。

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