(株)センチュリー21・ジャパンはこのほど、2017年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(16年4月1日~17年9月30日)は、営業収益20億2,400万円(前年同期比11.3%増)、営業利益6億7,900万円(同18.3%増)、経常利益7億2,100万円(同17.8%増)、当期純利益4億8,600万円(同23.1%増)と、営業収益・純利益とも過去最高。店舗数も906店舗(同6店舗増)と過去最多となった。
加盟店の総取扱高は4,042億円(同541億円増)、総受取手数料も260億8,000万円(同30億5,000万円)といずれも増加。取引態様別にみると、売買仲介(163億6,000万円)と賃貸(45億3,000万円)が多数を占めた。今回の業績好調の要因としては、加盟店数の増加と店舗当たりの成約件数の増加、物件平均単価の上昇が寄与したとしている。
4日に開催した決算説明会において、同社代表取締役社長の長田邦裕氏は今後の方針を発表。「新規加盟店の増加」と「加盟店サービスの強化」について注力していくとした。特に新規加盟店の開拓については、「マーケットが大きく、収益性の高い首都圏を中心に営業活動を展開していく。異業種参入にも対応できるよう、マニュアルをリニューアルしている」と話した。
通期予想では、営業収益41億8,200万円(同8.9%増)、営業利益13億100万円(同8.6%増)、経常利益13億7,600万円(同8.9%増)、当期純利益9億2,000万円(同8.1%増)、店舗数945店舗(同45店舗増)を見込んでいる。