住友不動産販売(株)は10日、2017年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(16年4月1日~9月30日)の連結営業収益は354億1,300万円(前年同期比5.8%増)、営業利益70億4,600万円(同4.5%増)、経常利益71億3,700万円(同5.0%増)、四半期純利益48億4,500万円(同7.0%増)の増収増益。売上高は、9期ぶりに過去最高を更新した。
主力の仲介業務は、取扱件数が1万7,942件(同1.0%減)となったものの、都心部の取扱単価が大きく上昇。取扱高は5,592億3,400万円(同7.4%増)と9期ぶりに過去最高を更新。営業収益は291億3,700万円(同8.3%増)。営業利益も78億5,700万円(同4.8%増)と伸長した。
受託販売業務は、取扱件数1,597件(同9.0%減)、取扱高663億5,300万円(同2.6%減)、営業収益20億4,900万円(同1.4%減)となったが、大型物件の引き渡しが増加し販売効率が改善したことで、営業利益は6億1,400万円(同45.1%増)と、好調に推移した。
通期では、連結営業収益786億円、営業利益158億円、経常利益159億円、当期純利益107億円を見込んでいる。