不動産ニュース / リフォーム

2016/11/21

東京・渋谷でマンションの1室をアートイベント会場に/リズム

壁面にアートを描いた元リビングの空間
壁面にアートを描いた元リビングの空間
リノベーションのモデルルームとして設えた居室空間には、アーティストの作品なども並べた
リノベーションのモデルルームとして設えた居室空間には、アーティストの作品なども並べた

 リノベーションを展開するリズム(株)は18日、東京都渋谷区の同社取得物件でクリエイター集団・VATESとのコラボレーションによるアートイベントを開催した。

 物件は、築38年の分譲マンション「ノア渋谷」(東京都渋谷区、総戸数96戸)の1室。東急田園都市線「渋谷」駅より徒歩5分に立地する、鉄骨鉄筋コンクリート造地上13階地下1階建て。同社が夏に販売用に取得した1室を、VATESと共同でコンテンポラリーアート空間につくり変えた。

 室内は、イベントスペースに設えるため、水回りや天井板を撤去。さまざまなアート作品で埋め尽くし、リビングだった空間の壁面にはグラフィティアートを描き、室内廊下には布を題材にしたアートを飾った。また、寝室だった空間はアートをテーマとしたリノベーションのモデルルームとして設えた。

 イベントは23日まで。すでに買い手が決まっており、アート作品およびモデルルームはすべて解体してスケルトン状態にして引き渡す。同社経営本部マーケティング部課長の挽地裕介氏は、「期間限定ではあるが、渋谷というさまざまな場所でアートを発信している地域に合わせ、アートのある暮らし方を提案した。不動産の価値を上げる手法として、今後も注目していく」と語った。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。