不動産ニュース / 開発・分譲

2016/11/21

千葉・七光台の旧千葉支店を再活用。地域コミュニティ拠点がオープン/中央グリーン開発

旧千葉支店を改装してオープンしたコミュニティカフェ
旧千葉支店を改装してオープンしたコミュニティカフェ
内装の塗装や床の板張りなどは住民参加のDIYイベントで行なった
内装の塗装や床の板張りなどは住民参加のDIYイベントで行なった

 ポラスグループ・中央グリーン開発(株)は19日、同社旧千葉支店(千葉県野田市)をリノベーションしたコミュニティカフェ「Meet Up Under the Tree」のプレオープンイベントを開催した。グランドオープンは23日。

 同カフェは、ポラスグループが10年超をかけて分譲した「パレットコート七光台」(総戸数1,035戸)の一画。2014年の販売終了と同時に同支店は撤退し、土地建物の利用について検討した結果、住民コミュニティの育成の場として活用することにした。

 地元の自治会と連携し、地元住民と中央グリーン開発のスタッフが検討を重ねて、コミュニティカフェとしての活用を決定。同社は改装費用300万円を拠出。当初3年間の賃料を相場賃料の約4分の1となる月額5万円に設定した。店舗は、住民らによるDIYイベントで外構、内装をリノベーション。5回のイベントで延べ130人の地域住民が参加し、内壁の塗装や床の板張りなどを行なった。

 イベントで挨拶した自治会長の菊地晃史さんは、「このパーティを見て、このまちがますます良くなっていくのではないかという予感が、確信になった」などと喜びの声を上げた。また、カフェを経営する桜井千布さんは「地元の方々がほしいと思う場所をつくりたいと思っていた。住民のみなさんには温かくサポートしていただいた。イベント開催やチラシの配布、仕入れ先の農家までご紹介いただき、住民のみなさんとのつながりが広がっていることを実感している」と語った。

 中央グリーン開発では今後も、こうした分譲後の地域コミュニティ育成を積極的に手掛けていく。

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