大和ハウス工業(株)は11月29日、2階建て賃貸併用住宅「xevoΣ+R」(ジーヴォシグマ・プラスアール)を発売する。
地価の高い都心部では相続税対策として、中層住宅への建替え需要が高まっていることから、賃貸併用住宅商品「xevo+R」と戸建住宅最上位商品「xevoΣ」をベースに、2階建て賃貸併用住宅を開発したもの。
今後は、中層住宅市場の需要には、3・4・5階建て重量鉄骨住宅商品「skye(スカイエ)」で対応。都心部の第一種低層住居専用地域を含む全国の低層住宅エリアでは、「xevoΣ+R」による賃貸併用住宅の提案を強化する。
「xevoΣ+R」はエネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」や「外張り断熱通気外壁」などにより、天井高2m72cm・開口幅最大7m10cmの大空間・大開口が可能。また、多雪区域・寒冷地仕様を設定することで、全国の多様化するニーズに対応していく。
さらに、賃貸市場動向、エリアニーズ把握、賃料査定など、賃貸併用住宅ならではの複雑な課題に対し、大和リビングカンパニーズとともに堅実で納得度が高いコンサルタント提案を行なっていく。
軽量鉄骨造2階建て。販売価格はモデルプラン(182.70平方メートル)で4,181万円(税込み)。販売目標は年間150棟。