不動産ニュース / その他

2016/12/9

東京・晴海のオフィスタワーを譲渡/IOJ

 インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人(IOJ)は7日、「晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーZ」(東京都江東区)の信託受益権の譲渡を発表した。

 譲渡予定日は12月16日。譲渡先は国内の特別目的会社であるが、開示に同意を得られなったため非開示。譲渡価格は約101億円。帳簿価格との差額は約91億9,000万円。

 同物件は土地面積3億9,569.53平方メートル、延床面積26万7,132.67平方メートル。鉄骨・鉄筋コンクリート・鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根・ステンレス鋼板葺地上40階地下4階建てのオフィスビル。

 同投資法人の中長期的なポートフォリオの質向上および財務基盤の強化、ひいては投資主価値の向上に寄与するものと判断し譲渡を決定した。

 それに伴い、同投資法人の賃料収入の減少が見込まれることから、代替物件取得のため、合同会社コンドルプロパティが保有する「錦糸町プライムタワー」の不動産信託受益権の取得に係る優先交渉件を行使する。取得予定価格は151億4,500万円。取得予定日は2017年1月20日。

 これにより同投資法人のポートフォリオは13物件、取得価格合計は1,600億5,200万円となる。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。