不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/1/27

豊富な受注残背景に売上高1兆1,050億円超/大東建託17年3月期第3四半期決算

 大東建託(株)は27日、2017年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(16年4月1日~12月31日)は、連結売上高1兆1,054億7,900万円(前年同期比5.3%増)、営業利益1,061億6,600万円(同21.0%増)、経常利益1,093億7,800万円(同20.1%増)、当期純利益740億6,200万円(同23.6%増)。

 建設事業では豊富な受注残高を背景に、完成工事高が4,577億1,600万円(同3.0%増)と堅調。営業利益は822億2,500万円(同19.6%増)と大幅増となった。受注高は4,607億300万円(同2.7%減)となったが、16年12月末時点の受注残高は8,730億700万円(同5.4%増)とさらに積み増した。

 不動産事業は、一括借り上げ物件の増加に伴い賃料収入が増加。連帯保証人不要サービス好調の影響もあり、売上高6,143億9,400万円(同6.6%増)、営業利益267億3,300万円(同35.3%増)となった。単体での入居者あっせん件数は18万5,843件(同6.2%増)、期末の居住用入居率は96.2%(同0.2ポイント上昇)となった。

 なお通期業績については連結売上高1兆4,980億円、営業利益1,180億円、経常利益1,220億円、当期純利益821億円を見込む。

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