不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/2/13

「紀尾井町」の経費計上で不動産事業は増収減益/西武HD決算17年3月期第3四半期決算

 (株)西武ホールディングスは9日、2017年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(16年4月1日~12月31日)は、連結営業収益3,850億4,100万円(前年同期比1.6%増)、営業利益516億100万円(同7.9%減)、経常利益486億9,500万円(同3.5%減)、当期純利益412億7,900万円(同107.8%増)。

 不動産事業は、「東京ガーデンテラス紀尾井町」のグランドオープンに伴いテナント入居が完了したほか、保有資産の有効活用および、収益性の向上に取り組んだ。その結果、営業収益は398億5,400万円(同5.8%増)となったが、「紀尾井町」開業に伴う一時的な経費計上で営業利益62億3,200万円(同48.5%減)となった。

 なお通期では、連結営業収益5,126億円、営業利益563億円、経常利益513億円、当期純利益420億円を見込む。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。