不動産ニュース / 開発・分譲

2017/2/23

敷地周囲を緑で彩る。東京・白金台で免震タワー/三菱地所レジデンス

「ザ・パークハウス白金二丁目タワー」外観完成予想。都心でありながら、敷地周囲が豊かな緑で覆われている点がセールスポイント
「ザ・パークハウス白金二丁目タワー」外観完成予想。都心でありながら、敷地周囲が豊かな緑で覆われている点がセールスポイント
モデルルーム。専有面積100平方メートル超の住戸が主力で、価格に見合った設備機器や内装がおごられる。現在は、40mの高さ規制があるため、100m超のタワーマンションは眺望もセールスポイントとなる
モデルルーム。専有面積100平方メートル超の住戸が主力で、価格に見合った設備機器や内装がおごられる。現在は、40mの高さ規制があるため、100m超のタワーマンションは眺望もセールスポイントとなる

 三菱地所レジデンス(株)は、野村不動産(株)と共同開発中の分譲マンション「ザ・パークハウス白金二丁目タワー」(東京都港区、総戸数172戸)のモデルルームを、2月下旬にオープン。3月下旬に第1期販売を行なう。事業比率は、三菱地所レジデンスが70%、野村不動産30%。

 同物件は、東京メトロ南北線・都営三田線「白金台」駅徒歩5分に立地。建設地は、(株)竹中工務店の福利厚生施設跡で豊かな既存樹を有する。南面にはシェラトン都ホテルと八芳園、北側には旧服部金太郎邸と敷地周辺に広大な緑地が点在するのがウリ。

 建設地は現在、区の高さ規制40mが適用されるが、敷地を2分割し、北側を三菱グループのゲストハウスとしてマンションと一体開発。一団地認定とゲストハウス部分の余剰容積を移転することで容積率600%、高さ100m、地上27階建ての免震タワーとした。ドイツ製の型枠による「石調コンクリート」施工を国内のタワーマンションとして初めて採用。岩肌調の印影と重厚感を持つ外観とした。

 住戸は、1LDK~3LDK、専有面積56~185平方メートル。内装は、天然石や突板などをふんだんに使用。キッチン、寝室への床暖房、キッチンと仕様を揃えたカップボード、全室ビルトインエアコンなど仕様レベルを高めた。また、上層3階はプレミアム仕様として、さらにグレードの高い設備仕様としている。

 販売予定価格は、9,000万円台から。専有面積100平方メートルの3LDKが1億8,000万円前後、モデルルームとして用意されている185平方メートルのプレミアム仕様が5億5,000万円前後での販売が予定されている。坪単価は600万円を突破する。

 2016年9月からホームページを公開。3,500組の反響を得て、300組がモデルルームを事前見学している。会社経営者や上場企業役員、ライセンサーなどが6割。30~50歳台が9割と幅広い年齢から集客しているほか、東京や品川を起点とする地方在住者の反響も多い。また、都営浅草線の「泉岳寺」駅から徒歩15分であることから、JRが同駅近くに開設予定の山手線新駅からの距離を評価する来場者も多いという。

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