不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/3/8

東京都心部のAグレードオフィス空室率、9ヵ月ぶりに2%台に/JLL調査

 ジョーンズ ラング ラサール(株)(JLL)は8日、2017年2月末時点の東京Aグレードオフィス賃料および空室率を発表した。対象は東京都心(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)に立地する、延床面積3万平方メートル以上、基準階床面積1,000平方メートル以上、地上20階建て以上、1990年以降竣工のオフィスビル。

 1坪当たりの月額賃料は、共益費込で3万6,224円(前月比変動なし)。前年同月では2.0%上昇した。平均賃料の上昇に加え、17年新規供給の予約契約状況が20%程度にとどまっていることから、中心業務地区全体で賃料の上昇の勢いが弱くなっていると同社は分析している。

 空室率は2.4%(同0.5ポイント上昇)。前年同月比で0.8ポイント上昇となり、9ヵ月ぶりに2%台に上昇した。六本木と恵比寿で大型の空室が発生したことが起因し、全体の空室率が押し上げられた。

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