
(株)リビタは3日、北海道函館市のベイエリアに、ホテル「HakoBA函館-THE SHARE HOTELS-(ハコバ ハコダテ ザ シェア ホテルズ)」を5月26日に開業すると発表。3月31日より宿泊予約の受け付けを開始した。
同社がトータルプロデュースする「THE SHARE HOTELS」の第3号店。函館山を背にしたベイエリアに並んで建つ、特色ある遊休建物2棟を、一部用途変更を伴うリノベーションにより再生したホテル。
函館市電「末広町」停留場徒歩3分、JR「函館」駅徒歩23分、車で10分に立地。延床面積1,995.03平方メートル、建築面積787.24平方メートル。
客室は、ドミトリータイプ32ベッド(定員1名)、個室タイプ5種34室(定員2~6名)を用意。収容人数は116名。
ホテルは「BANK」と「DOCK」の2つの建物で構成。「BANK」は鉄筋コンクリート造地上3階建て、1932年築。旧銀行で、昭和初期に流行したアール・デコ調の装飾が施された梁や半円アーチ型の窓など、当時の意匠が現存する趣のある空間を生かした。料金(素泊まり)は、ダブル:1万4,000円~/部屋。
「DOCK」は鉄骨造地上4階建て、86年築。船の形を模して造られており、函館を象徴する赤レンガを連想する木の色が特徴の2段ベッドの客室となっている。料金(素泊まり)は、エコノミールームズ(個室タイプ)で、エコノミークワッド:2万円~/部屋。シェアードルームズ(ドミトリータイプ、女性専用あり)の料金(素泊まり)は、3,600円~/ベッド。