北海道・恵庭に緩和ケアの複合医療施設

　三井ホーム北海道（株）は、緩和ケア複合医療施設「恵庭コミュニティービレッジ ピッセ」（北海道恵庭市）が23日に竣工すると発表した。

　事業主（医療法人社団緩和ケアクリニック・恵庭）が所有する2万2,000平方メートルのうち、約6,000平方メートルを開発。木造枠組壁工法を採用し、サービス付き高齢者向け住宅棟（2階建て）、クリニック棟（2階建て）、デイケア棟（平屋）の3棟を建築する。

　外観は、伸びやかな低層のファサードと、連続窓により水平ラインを強調したシンプルなデザインに。サ高住の居室全26室には、落ち着いた木目のアクセントウォールを導入。デイケア棟には各室にさまざまな色柄を取り入れ、明るく楽しい雰囲気となるよう配慮した。

　今後は、残りの所有敷地約1万6,000平方メートルに、小規模多機能施設、サ高住、戸建賃貸住宅の新設等を計画。まちぐるみのケアシステム構築を目指す。