不動産ニュース / IT・情報サービス

2017/10/3

営業現場に3Dホログラムを導入/大東建託

 大東建託(株)はこのほど、営業支援ツールとして日本マイクロソフト社のホログラフィックコンピュータ「ホロレンズ」の試験導入を開始した。

 「ホロレンズ」は、ヘッドマウント型のホログラフィックコンピュータで、目の前の現実世界と仮想世界を融合させた臨場感のある複合現実/MRを実現するデバイス。紙媒体やウェブ等の2Dのデータでは理解しにくかった完成イメージを立体的にわかりやすく表現し、写真や動画では味わえない臨場感と、建物の実物大の印象や完成後の周辺環境と親和性がリアルに確認できるようにする。 

 首都圏の計画地は敷地に合わせて個々の提案を必要とする狭小地が多く、ほとんどが特注建物の提案となる。今回のホロレンズ導入は首都圏エリアでの提案における質の向上を図るもので、建設予定地現地にて完成予定建物の実物大スケール・周辺環境との親和性・日当たりの確認や、遠隔地オーナーへの提案に活用する。

 2018年1月からの本格運用を目指しており、首都圏エリアで実証を重ね、全国で順次導入していく考え。

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