不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2018/1/11

過去最高の売上高・利益に/トーセイ17年11月期

 トーセイ(株)は10日、2017年11月期決算(連結)を発表した。

 当期(16年12月1日~17年11月30日)は、売上高577億5,400万円(前期比15.9%増)、営業利益98億3,300億円(同6.0%増)、税引前利益90億4,900万円(同11.0%増)、当期利益61億5,500万円(同11.0%増)と、過去最高の売上高・利益を達成した。

 主力の不動産流動化事業では、1棟販売でオフィスビルやマンション等58物件(同26物件増)を、Restylingで7物件・45戸(同12戸減)を販売、売上高426億6,800万円(同56.0%増)、セグメント利益78億4,500万円(同96.1%増)。

 不動産開発事業では、戸建てや宅地等121戸を販売し、売上高51億9,700万円(同60.4%減)。販売経費が先行発生したことから、セグメント損失が4億800万円(前期:セグメント利益36億7,400万円)であった。

 不動産賃貸事業では、保有物件を89件(前期比6物件増)に増やし、売上高61億9,400万円(同17.3%増)、セグメント利益25億8,100万円(同8.0%増)となった。

 次期は、売上高678億3,000万円、営業利益109億4,600万円、税引前利益100億3,800万円、当期利益66億9,900万円を目指す。

 合わせて新中期計画「Seamless Growth 2020」を発表。全セグメントの事業拡大を進め、2020年11月期に連結売上高1,000億円(17年11月期:577億5,400万円)、税引前利益120億円(同:90億4,900万円)、3年平均利益成長10%以上、3年平均ROE120%を達成する計画。また「“賃貸”“ファンド・コンサルティング”“管理”の安定3事業の利益率を上げ、売買事業・安定事業の利益を50:50にする」(代表取締役社長:山口 誠一郎氏)ことで、収益構造を改善させる考えを示した。

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