不動産ニュース / 開発・分譲

2018/5/2

住林、練馬にICT導入の高齢者施設

介護付有料老人ホーム「グランフォレスト練馬高松」外観

 住友林業(株)の子会社である(株)フィルケアは1日、介護付有料老人ホーム「グランフォレスト練馬高松」(東京都練馬区、居室数49室)を開設した。介護付有料老人ホームとして16施設目。

 都営大江戸線「練馬春日」駅徒歩15分に位置。敷地面積1,551.50平方メートル、延床面積1,940.44平方メートル、耐火木造建築3階建て。
 独自の木造梁勝ちラーメン構造であるビッグフレーム(BF)構法を採用し、壁の少ない広々とした温もりのある木質空間を実現。入居者が集う食堂フロアには、高級感のあるオーク材を使用。転倒時の安全と遮音性能にも配慮し、衝撃吸収性のある床下地を採用している。

 また同施設では、ICTなど最新技術を用いた機器の導入を積極的に進め、入居者の健康と生活の質の維持・向上に向けた介護サービスを提供。「動き」「バランス」「速さ」「リズム」をレーダーチャートで見える化して歩行状態を評価し、改善ポイントと推奨の運動プログラムをアドバイスするシステムを採用。ICT「見守りシステム」の導入や、入居者への服薬介護を支援するシステムも採用した。

 月額利用料は、基本プランで23万3,600円(介護保険自己負担分等別)。

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