不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2018/5/24

販管費増で減益/アールシーコア18年3月期

 (株)アールシーコアはこのほど、2018年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(17年4月1日~18年3月31日)の売上高は134億7,900万円(前年同期比4.5%増)、営業利益は4億4,500万円(同33.2%減)、経常利益は4億5,500万円(同33.0%減)、当期純利益は3億6,400万円(同4.9%減)と、売上高は過去最高となったが、販売管理費が39億2,700万円(同10%増)と増加したため、増収減益となった。

 当期は、顧客層の拡大に向け新商品「WONDER VOID(ワンダーボイド)」や「倭様(やまとよう)・八風」、カントリーログハウス「クールテイスト」に大屋根スタイルを組み合わせたキャンペーンモデル「カクタス」等を発売。契約棟数は1,077棟(同13.6%増)、契約高は135億7,200万円(同10.5%増)と、いずれも過去最高となった。

 次期については、4月にオープンした「LOGWAY BESS多摩」の早期収益貢献のために営業・施工体性強化に注力すると共に、販売会社との方針・施策共有を進め、営業・施工体性を強化するなど、工期短縮化への取り組みを続けていく計画。売上高160億円(同18.7%増)、営業利益6億円(同34.7%増)、経常利益5億4,000万円(同18.6%増)、当期純利益3億8,000万円(同4.4%増)を見込んでいる。

 23日に開催した決算説明会において、同社代表取締役社長の二木浩三氏は「『展示場』に替わる新呼称として『LOGWAY』をスタートし、BESSの暮らしを表現できる環境が整った。また、実際にBESSで暮らすユーザーが来場者に暮らしぶりを伝える『BESSコーチャー』も好評で300組を超える応募がきている。ブランド認知度は上がってきているので、中期経営計画達成に向けて力強く取り組んでいきたい」と話した。

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