大東建託パートナーズ(株)は、自社運営のコールセンター「24時間いい部屋サポートセンター」に、多言語対応の音声認識AIを試験導入した。導入期間は6月1日~8月下旬。実用性や運用方法を評価・検討し、9月からの本格導入を目指す。
同社では働き方改革の一環で、19年5月に営業時間内外の問い合わせ一次受付を集約して対応するサポートセンターの総合コールセンター化を予定している。今回の試験導入は、それに向けた応対品質向上と業務効率化が目的。
AI導入により、会話でのキーワードから関連するFAQが自動的に表示される。これにより、オペレーターの回答速度や応対品質が向上。1件当たりの通話時間を20%、対応時間はおよそ46%短縮されると見込んでいる。
総合コールセンター化した後は、年間約3億円の人件費等の経費削減につながると見込んでいる。