不動産ニュース / ハウジング

2018/9/7

配食サービスで高齢者見守り/大阪府住宅供給公社

玄関先配達時の見守りの仕組み

 大阪府住宅供給公社はこのほど、自家焙煎工房カフェ・リトルアイランド(大阪府狭山市、代表:小島和也氏)と連携し、原山台B団地(堺市南区)で、配食サービスを通じた高齢者見守りのモデル事業を開始した。

 泉北ニュータウンにおける高齢化の課題解決のため、企業・NPO・個人事業主などが、公社、泉北高速鉄道(株)などとコラボレーションしたアイディアを提案する「泉北ニュータウン シニア向けサービス創出支援事業」の中から選定された事業。

 公社の団地内のスペースに、配食サービスの販売所を開設。管理栄養士が考えた40品目7種のおかずと十六穀米入りの手作り弁当を販売・配達する。
 偏った食事内容を改善するだけでなく、販売所に訪れることで周囲との関わりを生む。希望者には玄関先へ配達し安否確認につなげることで、高齢者を見守り、孤独死の防止を図る。

 また今後は、配食サービスの拠点を団地内の集会所に移し、食事会のイベント等も実施する計画で、孤食の防止や団地内のコミュニティ形成につなげていく。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。