不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2018/11/2

販売事業が好調/タカラL19年3月期2Q

 タカラレーベンは1日、2019年3月期第2四半期決算(連結)の説明会を開催した。

 当期(18年4月1日~9月30日)は、売上高496億6,200万円(前年同期比53.1%増)、営業利益24億8,600万円(同12.9%減)、経常利益19億2,500万円(同23.7%減)、当期純利益12億900万円(同25.9%減)だった。

 主力の不動産販売事業では、新築分譲マンション事業で419戸(前期比244戸増)を引き渡し、好調。7月に新規上場した「タカラレーベン不動産投資法人」への物件売却なども寄与。セグメント売上高は340億2,500万円(前年同期190.5%増)、セグメント利益は62億7,600万円(同206.4%)と大幅に増加。
 同事業の通期事業計画に対する進捗状況について、同社代表取締役社長の島田和一氏は「新築分譲マンションは当期末時点で1,173戸が引き渡し済みで、契約進捗率は69.0%(前年:66.5%)と向上している。また、次期引き渡し分の契約進捗率も15.3%(同:6.8%)と順調。新築戸建は例年通り引き渡しが下期に集中。リニューアル再販は、売上総利益がすでに通期計画を達成したため、期末に向けてさらに積み上げる」と述べた。

 そのほか発電事業では、施設売却が前年に比べ大幅に減少し、セグメント売上高800億400万円(前年同期45.0%減)となったが、「通期計画に対しては計画通りに進捗」(同氏)とした。

 通期は、売上高1,300億円、営業利益107億円、経常利益96億円、当期純利益63億円。「レジデンス、ホテル開発に注力し、同投資法人へ積極的に売却を図っていく」(同氏)などと述べた。

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