新日鉄興和不動産(株)は12日、赤坂インターシティマネジメント(株)と共に、赤坂インターシティAIR(東京都港区)で「体験型防災訓練」を開催。同ビルの就業者や地元住民など、約2,000人が参加し盛況となった。
消防庁の2018年度「秋の火災予防運動」(11月9~15日)に合わせて開催したもの。東京消防庁赤坂消防署、港区などの協力のもと、同ビルの就業者だけでなく、地元町会住民や赤坂エリアの事業者・就業者・居住者が一体となり、地域防災力の向上を図ることが目的。エリア全体を対象とした防災訓練は、今回が初の実施となる。
新たなプログラムとして、全国で展開中の「防災アトラクション高層ビル版」を開催した。緊迫した音楽が流れるビルの1室で、災害時の対応が問われるいくつかのミッションをクリアし、制限時間内に部屋からの脱出を目指すゲーム形式の防災研修。楽しみながら防災の知識を学びつつ、災害時の共助意識を育むのが狙い。
そのほか、地震・火災・風水害の3つの自然災害をリアルに体感できる「VR防災体験車」や、首都直下型地震の揺れが体験できる「起震車」など、多様なプログラムを用意した。
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