不動産ニュース / ハウジング

2018/11/26

建材確保が難航/アールシーコア19年3月期2Q

 (株)アールシーコアは22日、2019年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(18年4月1日~10月31日)の売上高は58億7,900万円(前年同期比8%減)、営業損失は3億5,200万円(前年同期:営業利益1億1,400万円)、経常損失は3億5,100万円(同:1億2,800万円)、当期純損失は2億1,600万円(同:1億1,400万円)。カナダの大規模な山火事や、米国、中国の旺盛な木材需要の影響により、大口径のカナダ材の確保が難航。カナダ材の納品遅延などにより営業損失計上となった。

 当期の契約棟数は454棟(前年同期比7%減)と減少するも、単価が増加したことで、契約高67億6,500万円(同6%増)は増加。契約残高も103億9,600万円(同27%増)と、期末から14億円増加した。

 下期については、引き続き新戦略展示場である「LOGWAY」の効果により集客のアップを図るとともに、営業効率を向上。また、カナダ材問題の解消として国産材への切り替えも進め、売り上げの回復を目指す。

 通期は契約棟数1,150棟・契約高162億円・契約残高113億円とし、売上高138億円、営業利益5,000万円、経常利益5,000万円、当期純利益1億3,000万円を見込む。

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