不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2019/4/16

分配金は3,516円/HLI19年2月期

 ヒューリックリート投資法人(HLI)は15日、2019年2月期の決算説明会を実施した。

 当期(18年9月1日~19年2月28日)は、営業収益89億4,400万円(前期比10.4%増)、営業利益49億9,500万円(同9.2%増)、経常利益43億9,900万円(同8.8%増)、当期純利益43億9,800万円(同8.8%増)。1口当たり分配金は3,516円(同127円減)となった。

 期中、「品川シーズンテラス」(取得価格61億円)等、6物件(取得価格合計372億円)を取得し、「リーフみなと(底地)」の準共有持分を譲渡。期末時点の保有物件は50物件、取得価格合計は約3,069億2,900万円。ポートフォリオ全体の稼働率は99.9%と高水準を維持。

 決算説明会に登壇したヒューリックリート投資法人およびヒューリックリートマネジメント(株)代表取締役の時田榮治氏は当期の業績について、「上場以来掲げてきた4~5年以内に資産規模3,000億円という目標を予定より少し早く達成できた」と振り返った。また、今後の方針について、「ポートフォリオの8割程度を占めるTCP(東京コマーシャル・プロパティ)分野のオフィス物件は、東京23区内のものに限定していたが、今後は東京都全体、横浜、川崎、大宮など近郊の政令指定都市も投資対象に組み込み、もう一段階上の成長を目指す」と話した。

 次期については、営業収益90億1,900万円、営業利益48億7,400万円、経常利益42億6,700万円、当期純利益42億6,600万円、1口当たり分配金3,410円を見込む。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。