不動産ニュース / IT・情報サービス

2019/5/31

いえらぶ、間取り図ソフト最大手を子会社化

経営統合を発表したいえらぶGROUPの岩名社長(写真右)とピーシーコネクトの武本社長(写真左)

 (株)いえらぶGROUPは、間取り図作成ソフト最大手の(株)ピーシーコネクト(大阪市北区、代表取締役:武本光明氏)を完全子会社化、20日に経営統合を完了した。30日には、同社代表取締役の岩名泰介氏と武本氏が会見を開いた。

 ピーシーコネクトは、2000年に創業。全国の業界団体と提携し、中小をはじめとする不動産会社に間取り図作成ソフトを提供しており、利用社数は2万5,000社を超える。いえらぶGROUPでは、同社が提供している業務システム「いえらぶCLOUD」の機能拡張や会員拡大等の相乗効果が見込めると考え、完全子会社化に踏み切った。

 会見で岩名氏は「ピーシーコネクトの間取り図作成ソフトは使い勝手に優れており、2社で不動産会社にとってより使いやすく便利なシステムを開発していく。年内をめどに『いえらぶCLOUD』にピーシーコネクトの間取り図作成ソフトを組み込む計画で開発を進めている」と述べた。また、武本氏は「いえらぶGROUPは非常に高い開発力を持っており、自分が持っているさまざまな構想を実現できると考えている」と今後への期待を話した。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。