不動産ニュース / 開発・分譲

2019/6/27

日本初の「ハイアットプレイス」、7月開業

「ハイアット プレイス 東京ベイ」外観
テラスルーム・キング(28平方メートル)。テラスからは東京湾を臨める

 相互物産(株)は、ホテル事業参入の初弾として、ハイアット ホテルズ アンド リゾーツと開発を進めていた日本初の「ハイアット プレイス」ブランドとなる「ハイアット プレイス 東京ベイ」(千葉県浦安市、総客室数363室)を7月1日に開業する。

 「ハイアット プレイス」は、時代に左右されない、時代を超越するホテルを意味する「タイムレス」がコンセプト。モダンでハイセンスなアーバンリゾートとして、忙しい日々の中で仕事と遊び、オンとオフをシームレスに楽しみたい大人のための空間を演出する。

 JR「新浦安」駅からバスで15分のベイエリアに立地し、東京ディズニーリゾートへもシャトルバスで20分。敷地面積約1万240平方メートル、地上10階地下1階建て、延床面積約2万1,000平方メートル。

 客室はスタイリッシュなインテリアを設置し、使いやすさを追求した。プレイス ツイン・キング(28平方メートル)、最大4人定員のファミリールーム(37平方メートル)のほか、チェアマンスイート(161平方メートル)等3つのスイートを用意。東京湾に至近する立地を生かし、7階以上の客室のうち11室には、プライベートテラスを設けた。宿泊料金は、ファミリールームで1万8,000円~7万円程度。

 共用部として、24時間営業の「ギャラリーキッチン」や、東京湾を一望する「ルーフトップバー」、「すし 絵馬」などのレストラン・バーを備えた。

 スタッフユニフォームのデザインをコシノジュンコ氏が担当。エントランスの絵画や客室のアートピースも、「海と自然のコントラスト(対極)」のコンセプトのもと、コシノ氏が描いた。

 メディア向け内覧会で挨拶した相互物産代表取締役社長の小澤真也氏は、「同ホテルは、ホテル開発事業への初進出プロジェクト。初めてのことだらけだが、土地取得から4年間、準備にベストを尽くしてきた。設立55周年を迎える当社のターニングポイントとなるよう、東京ディズニーリゾートなどを訪れる観光客はもちろん、都心から30分程度の好立地を生かし、年代問わず誰もがリフレッシュできるアーバンリゾートとしていきたい」などと抱負を述べた。

レストランの料理人に至るまで、スタッフのユニフォームはコシノジュンコ氏がデザインした
東京湾を眺望するルーフトップバー

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。