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2019/10/29

「アトラス品川中延」で防災イベント

防災イベントの様子

 旭化成不動産レジデンス(株)が分譲したマンション「アトラス品川中延」(東京都品川区、総戸数195戸)で、中延二丁目旧同潤会地区防災街区整備事業組合による「防災イベント」が行なわれた。

 「アトラス品川中延」は、老朽木造家屋の密集エリアの不燃化に進められた「中延二丁目旧同潤会地区防災街区整備事業」で誕生した共同住宅。2019年2月に整備が完了した。東京都が指定した不燃化特区53地区の一つで、東京都内で最大規模。

 防災イベントは、マンション住民のほか、地域住民にも周知して災害時の地域の互助・共助を高めることを目的に開催。過去の大地震に学ぶ「防災セミナー」や消防救急隊によるAEDの利用方法等の「救命講習」、マンションの敷地内にある「かまどベンチ」や「マンホールトイレ」、「防災井戸」の使い方紹介等を行ない、幅広い層から約100名が参加した。

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不燃化特区(不燃化推進特定整備地区)

東京都の制度で、木造密集地域のうち不燃化のために特別の支援を行なうべく指定された地区をいう。特別区の申請に基づいて東京都が指定する。

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