
(株)阪急阪神ホテルズは、宿泊主体型ホテル「remm(レム)」をアップグレードした新ブランド「remm+(レムプラス)」の1号店となる「レムプラス銀座」(東京都中央区、総客室数238室)を24日に開業する。
JR・都営浅草線「新橋」駅より徒歩4分、東京メトロ「銀座」駅より徒歩7分に位置。
従来の“眠りをデザインするホテル「レム」”のコンセプトを継承しつつ、より快適性を向上させた。快眠にこだわり開発したオリジナルベッド「シルキーレム」の幅を拡張。ダブルルームにはベッド幅160cmのクイーンサイズを標準装備している。ミニソファを設置したリラックススペースも設ける等、ゆとりある空間を提供する。
客室(3~16階)はシングルを設けず、ダブル(154室、18平方メートル)、ツイン(70室、23平方メートル)、コーナーツイン(14室、27平方メートル)で構成。ツインの内3室を車椅子で利用できるユニバーサル仕様とした。
3~6階の内装は、伝統と上品さを合わせもつパープルとホワイトの色調。7~16階東側は太陽をイメージした上品で温かみのあるゴールドとホワイトの色調を採用した。同西側はシルバーとホワイトの色調により、月をイメ―ジした情緒ある雰囲気を演出している。
7月より予約を開始しており、現在の予約状況は順調、インバウンド比約50%。平均客室単価は約1万5,000円。年間の稼働目標は90%。今後の「レムプラス」の展開は、2号店を2021年春に神戸三宮(建て替え後の「神戸阪急ビル東館」)で開業する予定。
なお、同物件は大東建託(株)が19年12月に建物を取得(土地は18年12月に取得)。同社は19年6月に発表した新中期5ヵ年計画の中で、住宅以外の賃貸事業として「総合賃貸業」への進出を掲げており、その取り組みの第1号物件となる。
