不動産ニュース / 開発・分譲

2020/2/21

京都に新ブランドホテル/三菱地所

「(仮称)ザ・ホテル岡崎京都by Hiramatsu」外観イメージ

 三菱地所(株)は、「(仮称)京都岡崎ホテル計画」(京都市左京区、客室数60室)に着工した。

 同社が、寺院「真宗大谷派岡崎別院」所有地の一部を一般定期借地権(50年)で借り受けてホテルを開発。竣工後は(株)ひらまつが賃借し、新ブランド「(仮称)ザ・ホテル岡崎京都by Hiramatsu」の1号店として運営を行なっていく。

 計画地は、京都の洛東エリアで、丸太町通に面しており、観光至便な立地。鉄筋コンクリート造地上4階建て、敷地面積約2,860平方メートル、延床面積約5,500平方メートル。広さは約40平方メートル(52室)、約80平方メートル(8室)。

 建物は庇を設け、落ち着いた色調にするなど寺社を思わせる外観。インテリアは木や石など素材感を生かすほか、西陣織の老舗「細尾」をはじめ、京都の伝統工芸を担う若手後継者6人による日本の伝統工芸の新たな価値を発信するプロジェクト「GO ON(ゴオン)」とのコラボレーションも企画している。

 「ザ・ひらまつホテルズ&リゾーツ」ブランドを展開するひらまつは、新たな顧客層を取り込むべく、新規ホテル・ブランドを立ち上げ、出店戦略の多様化を図る方針。従来から手掛けるスモールラグジュアリーブランドとは別に、次世代顧客向けホテル・ブランドとして始動する。

 開業は2021年秋の予定。

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