（株）アールシーコアは、住宅ブランド「BESS」のフラッグシップ商品「倭様『程々の家』」（やまとよう ほどほどのいえ）に新仕様を追加した。
同商品は、“日本人の感性に軸足を置く”をコンセプトに、「甲羅屋根」と呼ばれる大屋根や、軒下に設けた幅の広い縁側、内部の構造を現した「登り梁」など、日本の民族性を表現する建築様式を採用している。今回、薪ストーブを標準仕様とするほか、バスルームの床を美濃焼きのタイル張りにするなど、商品内容をアップグレードした。
併せて、同商品の特別モデル「泰運（たいうん）」のモデルハウスを、住宅展示場「LOGWAY BESSスクエア」（東京都目黒区）内に完成させたと発表。「年功序列」などをコンセプトに、年齢が上のものを敬うという古き良き日本の生活文化を取り入れ、「倭室（やまとしつ）」と名付けた家主の部屋を設けた。延床面積約149平方メートルのプランで、参考価格は5,700万円（フラッグシップモデル特別仕様）。
同社代表取締役社長の二木浩三氏は、「新商品『泰運』は、3世代の同居をイメージして開発した。実力主義の企業社会を忘れ、家の中では年齢が上の者を敬うという日本の古き良き伝統を取り入れた。今後もBESSブランドを通じて、日本文化の良さを国内のみならず世界に発信し続けたい」などと語った。
