東京建物不動産販売（株）、（株）エイジェーインターブリッジは1日、コンセプトホテル「eph KANAZAWA（エフ金沢）」（石川県金沢市、客室数49室）をグランドオープンした。
同ホテルは、JR「金沢」駅徒歩17分に立地。鉄骨鉄筋コンクリート造地上10階建て。東建不販がオフィスビルを取得し、金澤町家の魅力や金沢の伝統的な工芸・文化を現代的に表現したコンセプトホテルにコンバージョン。エイジェーインターブリッジがホテル運営を行なう。両社の共同事業は、京町家を再生したホテル「THE MACHIYA SHINSEN-EN」に続き2回目となる。
「兼六園」の雪吊りや、伝統工芸である金箔のモチーフ、金澤町家で使用されてきた群青色や弁柄色を随所に散りばめ、金沢の伝統、工芸・歴史、文化を反映したデザイン性の高い空間を創出。1階のラウンジは、従来駐車場として使用されていたスペースを活用して1～2階の吹き抜けとし、金沢の伝統工芸を感じられるアート作品も展示する。
客室は、約30平方メートルのダブルルーム、ツインルームを中心に、複数人の中長期滞在に対応したキッチン付きのコネクティングルームなど、9タイプを用意した。
