不動産ニュース / その他

2021/1/20

丸の内を仮想空間に再現/三菱地所

 三菱地所(株)は20日、丸の内を仮想空間に再現した配信プラットフォーム「バーチャル丸の内」を始動すると発表。バーチャルSNSを展開するクラスター(株)が提供するアプリ「cluster」上で2月21日より公開する。

 コロナ禍で実際にまちに訪れることができなくても、丸の内を身近に感じる仕組みや空間を創出することが目的。「バーチャル丸の内」では、丸の内ビル1階イベントスペース「マルキューブ」を再現して、映像配信が可能なイベントステージを設置。イベントやカンファレンスなどの配信でき、ユーザーは、世界中どこからでもイベントに参加することが可能となる。また、アバターを介してコメントや拍手を送ることもできる。

 公開日初日にはオープンニングイベントとして、「よしもと有楽町シアター」と共同でバーチャル丸の内フェスを開催。ライブを「バーチャル丸の内」上で生配信する。

 三菱地所は今回の取り組みを通じて、デジタル空間におけるまちのあり方やリアルなまちとの融合、新たなにぎわいの形や出会い、コミュニケーション等が生まれるようなまちづくりの検証を進め、まちのデジタルトランスフォーメーション(City DX)を推進していく考え。

実際の「マルキューブ」(左)と「バーチャル丸の内」上の「マルキューブ」(右)

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。