三菱地所(株)は20日、丸の内を仮想空間に再現した配信プラットフォーム「バーチャル丸の内」を始動すると発表。バーチャルSNSを展開するクラスター(株)が提供するアプリ「cluster」上で2月21日より公開する。
コロナ禍で実際にまちに訪れることができなくても、丸の内を身近に感じる仕組みや空間を創出することが目的。「バーチャル丸の内」では、丸の内ビル1階イベントスペース「マルキューブ」を再現して、映像配信が可能なイベントステージを設置。イベントやカンファレンスなどの配信でき、ユーザーは、世界中どこからでもイベントに参加することが可能となる。また、アバターを介してコメントや拍手を送ることもできる。
公開日初日にはオープンニングイベントとして、「よしもと有楽町シアター」と共同でバーチャル丸の内フェスを開催。ライブを「バーチャル丸の内」上で生配信する。
三菱地所は今回の取り組みを通じて、デジタル空間におけるまちのあり方やリアルなまちとの融合、新たなにぎわいの形や出会い、コミュニケーション等が生まれるようなまちづくりの検証を進め、まちのデジタルトランスフォーメーション(City DX)を推進していく考え。
