不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2021/1/29

減収増益/ヒューリック20年12月期

 ヒューリック(株)は28日、2020年12月決算(連結)を発表した。

 当期(20年1月1日~12月31日)は、売上高3,396億4,500万円(前期比4.9%減)、営業利益1,005億9,600万円(同13.8%増)、経常利益956億2,700万円(同12.9%増)、当期純利益636億1,900万円(同8.1%増)となった。

 主力の不動産事業は、新規物件の取得、建て替えなど、順調に計画が進行。賃貸可能面積は約250物件、約135万平方メートルに。新規稼働物件による不動産賃貸収入の増加に加え、販売用不動産の売却も順調に推移したことなどから、営業収益は3,148億1,900万円(同6.0%減)、営業利益は1,153億7,400万円(同20.5%増)となった。

 ホテル・旅館事業は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大で、一部店舗の一時休業や稼働率の低下が生じたことで、売上高176億7,200万円(同7.5%増)、営業損失74億9,200万円(前期:営業損失0万円)となった。

 次期は、売上高は販売用不動産の売買動向で大きく変動する可能性があるとして非開示。営業利益1,100億円、経常利益1,000億円、当期純利益650億円を見込む。

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